チャイナシンバルが割れてしまった② 応急処置
ドラムの話。
チャイナシンバルが割れたのですが、とりあえず古典的な応急処置をしようと思いました。割れたところの端っこを、丸く穴を行けていくというやつです。
問題のシンバルはこんな感じで割れています。
最初に割れたのに気づいてから、一度スタジオに入ってしまい、すこし広がってしまいました。ですが、打音に擦れた音はまだなく、間に合います。
やることはかんたん。穴開けて削って丸に整える。
まず、ドリルと金工ヤスリを用意します。電動ドリルが欲しいですが、スペースや騒音から考えて手回しでやります。
こんな感じでやります。継続して割れていきそうなところに穴を開けます。本来はセンターポンチとかでドリルの先端を置く穴を開けますが、ひび割れにドリルを差し込めるのでなくても意外といけます。
高校生くらいのときはよくやりました。下手くそで力任せだからすぐシンバルを割る。お金がないから安めのシンバルを買うけどまた割る。2枚割ったくらいからは、なんとしても長持ちさせようとしてましたね。
でも、もう二度とハンドドリルはやりたくないかも。アルミより柔らかいでしょ?と思ってたけど、こんなに苦労したっけ?って感じな硬さでした。。。
それと、気を抜いたら手が滑ってしまい、左に傷を増やしてしまいました。ショック… まぁ、裏だからいいことにする…うん…
穴は3つ開けました。亀裂が曲がっていて、そこからまた広がりそうだったからです。
開けたらひたすらヤスリで整形します。地味な作業です。必要以上に大きくする必要はなく、これくらいの大きさの丸で充分。
よくヤフオクなどで大きな穴を開けたシンバルが出回ってますが、大きな穴ほどオリジナルからの変化が大きいです。大きな穴を手でやるのは、本当におすすめしません。たいへんすぎるからです。
もしもやるなら電動ドリルで穴あけとヤスリをかけると早いです。レンタルのdiyスペースなんかでやってもいいですね。
自分はバンドメンバーが、大型工具を持ってるらしいので、次に破損したときこそは大穴を開けてもらおうと思ってます。もうすこし今の音で鳴ってほしい。