Gouden Carolus Christmas
ビールの記録です。
今日はグーデンカロルス クリスマスです。
*泡おおすぎ
これはベルギーのクリスマスビールです。
なぜ、時季外れに飲むのか。
それは自分にとって特別なビールだからです。
呑めずに晩冬までおいてしまい、いつもクリスマスを過ぎる。
今日はついに開けた。
しかし、このビールはともすればダウナーに捉えられるのでは?と思う。
味は複雑だが大人の様相があるのだ。
だが、飲めばやはりテンションを底上げしてくれるのは請け合い。
最高の一品である。
自分としてはこのビールは、ベルギーの冬ビールに多くみられる重く複雑な味・香りを持つが、それといって黒いビールではない、重厚さがある、などがポイントだと思える。
飲む前の香りはオレンジピールがわかる。焦げた麦の香りも相まって一筋縄で行かないことを飲み手に伝える。飲めば、クランベリーのような味・香りが入り混じって後味を複雑に演出するすごいビールだ。冬限定なのがまた憎い。
ちなみに甘みもあるはず…だが苦味・重みになれている人にはわからないだろう。これほど複雑な味の重ね方はなかなかないと思われる。
あぁ、冬が終わる。
このビールはどんな設計思想なんだろう。夢のような味だ。
ギターのネックジョイントにヒビが入る
気が付いたらけっこう大きいヒビが。
例によって調べてみる。ぐぐる。すると「クラックは塗装のヒビだけで、だいじょうぶ」や「ボディにヒビはあまりいかない」とかが散見。あとは「ボルトオンのネックはなりやすい」とか。
うーん、オレのギターは無塗装なんですよ。
だからこれはもう割れてるんですよ。
単純に考えて、きっとフレットの擦り直し修理の時はなかった傷だと思う。
楽器店に預ける時も返してもらう時も状態チェックに同席してるし、指摘は受けてないから。
だからそのあとだろう。
ぶつけてもいないし、スタジオでラフに扱ったり倒したりもしてない。
し、自然な寿命か!?
自分としては、ギターのヒビはあまり聞いたことがなくて未経験。だから知り合いにも聞いてみた。
そしたら「気が付いてから数日で折れた」というケースを知ってるといわれた。恐ろしい。
お気に入りが折れる可能性ありとか、ここ数日ぐったり気味。
手にもなじんでるし、もっと弾きたいんだけどなあ。
なにか方法はないものか。。。
自分にあうギター、いいギターの探し方を模索する
ひさしぶりですがぐだぐだと長いです。
フレット交換の話でギターの買い替えを意識してしまい、何が好みなのかもっと知ろうと思った。好きなモノなのに所詮は消耗品とか寂しい。だが、知らなければ先に進むことはできないだろう。で、調べた。
「ギターってだいたいこんな構成だよね?」というかんじでいくつか書き出したり試し引きしてきたりしてみた。もちろん偏見込みで俺の感覚の記事です。
あうギターとは?
よく言われるのは外見だろう。
外見に納得がいっているとある程度音が合わなくても最初は付き合っていける。自分好みにする改造をしたり、エフェクター/アンプを研究したり。
そして、次に好みの音に近い、外見も折り合いがつくものを選ぶのだろう。
俺もIbanezのSシリーズだけで決めてたので似たようなものだ。
音色は何で決まるのだろう
では、音色はなにで決まるんだろう?
やはり木であると思う。構成してる割合多いしね。
そこで自分の知ってるギターのメジャーな木材構成を調べた。
▼レスポール - Les Paul
ボディ:マホガニーバック メイプルトップ
ネック:マホガニーバック ローズウッド指板
ピックアップ:バーストバッカー、p90などのハムバッカーx2
フレット:22
勝手な音のイメージ:ゴージャス。
▼ストラトキャスター - StratCaster
ボディ:アルダー
ネック:メイプルバック、ローズウッド やメイプル指板
ピックアップ:フェンダーオリジナルのシングルコイルx3
フレット:だいたいが21 (22のもある)
勝手な音のイメージ:カラッと明るい。
▼テレキャスター - Telecaster
ボディ:アッシュ、アルダー
ネック:メイプル
ピックアップ:フェンダーオリジナルのシングルコイルx2
フレット:ほぼ21 (Fender USAのハイグレードは22もあるみたい)
勝手な音のイメージ:キンキンだが音色変化に富む。
*ストラトとは作りがかなり違う。
サドルが3つだったり、ピックアップもつけ方が違う。
▼lbanez - アイバニーズ
ボディ:マホガニーバック メイプルトップ
ネック:メイプルバック ローズウッド指板
ピックアップ:Ibanezオリジナルのディマジオ風 鼻づまり系でHSH配列
フレット:24
勝手な音のイメージ:中音域。やや暗めのトーンで鼻づまり感あり。
▼Schecter - シェクター
ボディ:アッシュ/アルダーバック メイプルトップ
ネック:メイプルバック ローズウッド指板
ピックアップ:シェクターオリジナルでHSH配列
フレット:22/24
勝手な音のイメージ:中高音。鼻詰まり感はすこしあるけど明るめ。
▼G&L -ジーアンドエル
ボディ:アッシュ、アルダー
ネック:メイプル ローズウッド
ピックアップ:G&Lオリジナル・セイモアダンカン。ほぼFenderと同じ感じ。
フレット:22
勝手な音のイメージ:Fenderよりパワフル。
▼ibanez s770fm ←俺のメインギター
ボディ:マホガニーバック、メイプルトップ
ネック:メイプルバック ローズウッド指板
ピックアップ:Ibanezオリジナル(→DiMarzioに変更済み)
フレット:24
こうしてみると形が違うだけでオレのギターはレスポールよりなのだなぁと思う。もちろん形も部品も違うので別物だが、ibanezのSシリーズはこういう方向性なのかと思う。
ここまでみてみると・・・自分の好みのギタリストが使ってるものと木の種類から予測するに、自分はIbanez・Schecter・Telecasterあたりが好みなんだろうなと思う。あとは触ってみたときの太響きとか感触によるのだろうと思う。買う前には触らなきゃね。最終的には自分の好みなんだから。
いいギターとは?
これはぜんぜんわからない。こうなれば弾くか聴くかしかない。
そこで、何本かお店で試し弾きをしてきた。
小心者なのでみんな違うお店で違うセッティングなので直観的な感想です。お店は荒らしてません・・・俺、個人の感想ですが書いておきます。
▼G&L Tribute ASAT
7万くらいのものを触ってきた。StratCasterよりTeleCasterのほうが好きで選んでみた。フロントはP90みたいなかたちのピックアップのやつがあった。本当は全部シングルコイルのがよかったんだけどね。ボディーがマホガニーだったからかどうも中音域によっている音だった。ボリュームとトーンポットもなんだかレンジが狭く、Max→Minの可変幅が少なすぎた。22フレットのTelecasterみたいなかんじだといいなーと期待してたんだけど、いまいち。店員さんも「やっぱTelecasterはアッシュかアルダーでしょ」と。そのあと、店員さんに勧められて、Fender USAのTelecasterを触る。
▼Fender USA Telecaster
20万くらいのものがきた。これはすごかった。
ワンストローク目から思い通りのサウンド。音量・トーンも可変幅に納得がいくし、リア→フロントに変えたときのやわらか→ギンギン→バキバキの音色変化には脱帽。そして左手のタッチで明らかに音が変わる。値段が段違いとはいえ、ここまでキャラクターが明確だと驚愕。明らかにうまくなったと勘違いさせてくれる。ちょっと前まで安いTeleCasterを買って改造して遊ぼうかと思ってたけど、もう無理だ。あきらかに満足できない体になった。そしてこれだ。これがいい音がするギターだ。
ドラムもあるんだよね。いい音がするやつが。
値段できまるメーカもあるけどこういう「どこかにきちんとまとまった芯のある音」、きっとこのかんじだと思った。
▼Ibanez SV Prestige
20万くらいの中古品を弾いてきた。これも握った感触からして作りの違いを感じた。20万のTelecasterとまた違う感動があった。音は色気より現代的なパワー感。中音域が心地よく、ハードロック・メタルにはこっちだなと思う。俺のメインギターは中音域よりだけど、どうもスカスカした印象があるのだ。だが、このギターは2倍の価格差があるだけあって、余計な分散をしてない集中した中音域という感じだった。アッセンブリーの動きも効きもいいし、塗装も手触りもいい。いい音のかんじもあった。これもすべてで格がちがった。上位モデルおそるべし。中古でも買うならPrestige。長く使えそうだ。
▼Schecter SD-Ⅱ-24
12万くらいのものだっただろうか。弾いた感じはイメージ通り。もしかしたらibanezより弾きやすいかも。ネックは丸目だけどハイフレットはすごくなめらか。スイッチ類のしっかりさもよいし、ハムバッキングをコイルタップできるのもいい。さらにハイパスフィルター設定もできた。なんでもできて無難と感じるほど。20万のときのTeleCasterほどの感動や音のクオリティを感じない。
そこで、店員さんにそれを伝えてみた。
そしたら俺が弾いたものはアルダーバック。いまのSD-Ⅱ系の構成。ひとつ前のラインナップだとバスウッドでよりカラッとする。ただし音圧感は減ると。
なんと。
俺がいま興味あるやつはきっとそれだよ。ibanez風の鼻づまり中音域じゃなさそうな楽器が触ってみたいのだ。
一本あるということですぐ持ってきてくれた。
触ってみた結果・・・良い抜け感だった。この軽さがいま欲しい!というかんじ。
あのTelecasterのいい音な感じには勝っていないが、これがかなりいま欲しい音に近いと思った。
気にいったのでさらに聞いてみたのだが、SD-Ⅱ-24-BW (←バスウッドはこういう型番みたい)は、もう生産していないのだそうだ。いまはAlderになっていて他にバスウッドを使用しているメーカーはSuhrとかハイエンドメーカになるみたい。手に入れるのであれば中古なのだ。
あと、Schecterでもっと「いい音」に近づくならばDXやExceedになると思うけどやはり20万くらいになる。
ibanezもこんなかんじだよね。
まとめ
- 木材から絞った結果のIbanez・Schecter・Telecasterがだいたい当たりだった気がする。
- 価格帯とibanezと被らないキャラを求めるならSchecter(バスウッド)というのが自分のいまの解答。
ほかにAshのギターは触ってないし、ギターはほかにもある。
まだまだだけどすこし前進はできたかなと。
中古のSchecter(バスウッド)SD2かDXあたりで探してみようかな。
状態ちょいわる激安という都合のいいものはどこかにないだろうか…
JoeSatriani@中野サンプラザ & Clan brewing imperial stout
2つの話題の記事です。
まず、Joe Satorianiのライブに行ってきました。
「Surfing to Shockwave Japan Tour 2017」
http://www.mandicompany.co.jp/JoeSatrianiSP.html
聞きたかった曲はだいたい聴けた。本当に歌うギターだ。知ってる曲は大まかに声で歌えるので一緒に歌ったけど、つられて何回か泣きかけた。
メンバーもやばいし今回はかなりあたりのライブだったと思う。元ドラマーの俺としてはマルコ・ミンネマンはたまらない。ポール・ギルバートのアルバムでも叩いてるしね。ボキャブラリーの多さもあるけど、おもてなし感がすごいんだよね。楽しませようというプレイ、そして楽しんでるのがわかるプレイが好きだ。
でも、あぁいう縦割りリズムがうまい人が叩く横乗りってなんか違和感。friendsとかかなぁ。例えば、うねっちゃえばいいのにとか思ってしまう…が、そんなのバンマス次第だよね。
いやーしかし、最高に気持ちいいライブでした。
そして、二つ目の話題。
友人からビールを誕生日にもらった。
いい気持ちな今日呑むことにした。
※携帯からアップロードするとなんで横になるの?→2017/02/25修正
俺はビールが好きだ。普段はベルギービールが中心。そんな俺が好きそうな味で、且つ、飲んでなさそうなビールを探してくれたらしい。心づかいが最高だ。
これはスコットランドのクランブリューイングという醸造所のようだ。
スコットランドだと…俺はbrewdogとかmikkellerのイメージがある。味は後味すっきりなフラッシーでポップなかんじ、でもマニアックなものもあるぜ…みたいな。いや、日本からすればスコットランド産は存分にマニアックか。ちなみにこいつは2015と銘があった。黒ビールは一般的に寝かせて良いから面白い。
さて、味。
こいつは北欧系にしてらややマニアックより。自分としては、カカオっぽさがある北欧系の軽い味にちかいけど、ウイスキー樽使用のせいか深みがある、だが思ったよりウイスキー味が少ない…ウイスキー原液はいれてないから?かも。(←未調査。グーデンカロルス インダルジャンスとかと比べて飲み口が軽いから思っただけ)よいバランスな黒ビールかと。
うまいビールは幸福そのものだ。
音楽も。
さ、明日も仕事をがんばろう。
フレットのすり合わせ修理からギターが戻ってきた
近頃、忙しくて更新できていませんでしたが先週、ギターが戻ってきた。
見比べてみるとこんなかんじ。
before
after
写真がわかりずらくて恐縮ですが、戻ってきたギターを見るとたしかにへこみが減っていた。修理費は10000円くらいだったかと。もっと完璧になるのかと淡い期待をしていたが、もはやここまでへこましていたら擦り合わせで対処できることには限界があるのだろう。次はこうなる前にリペアに出さねば。そしてこのギターは次はないんだな、買い替えだなと実感してしまう。
弾いてる感触が変わることがあるときいていて、たしかに変化を感じる。ちょっとひきづらい?かなと。でも困るほどの変化ではない。
これからはサブギターと交互に使っていこうと思う。
ちなみに、サブギターを触るようになって、S770FMのキャラクターがより理解できた。やはり中音域のパワーが強い。自分がピックアップを変えた影響もあるけど太い。これでもアンサンブルで音が飲まれる感じがするならば、やはりあとは音づくりだろうね。アンプを変えたり、セッティングを変えたり、いろいろ試しながらよい音作りを考えてみようかと思う。
スペアギター、陽の目を見る
さて、先日メインギターをリペアに預けた話しを書きました。必然的にスペアであるPGM300を使うことになりました。
直しておいてよかった。
チューニングもちゃんとできる。この間、フレットは意外とすぐ減るとわかったので今度からはメインと交互に使っていこうと思う。どうせいつか壊れるモノならば使い倒そう。
しかし、いざ弾いてみてわかったことがたくさん。
- ネックが違う いまごろ気がつくとか俺はアホなのか。たぶんPGM300は見た目どおりRGシリーズよりの作りなんだろう。薄っぺらく弾きやすい。あとニス加工の手触りがいい。
- 弦高調整が甘かった。自分が悪いのだがちょっと高すぎた。そのかわりサステインが長くて気持ちいい。ただ、ネックが幅広な分?なのか弦高低めじゃないとより弾きづらいのか?と思ってる。今度直そう。
- 覚えてたより軽い。腰痛持ちなので負担軽減も目当てにSシリーズを買ったんだけどそんなに辛くなかった。RGも木材によっては平気なのかも。
- 弦のテンションが高い?確証はないけれど、どうもPGM300のほうが弦のテンションが高い気がする。ピッキングに抵抗=重さを感じる。
- PGM300はハイ抜けが良い。このギターはテレキャスターのようにハイを残すようにキャパシタが繋がってるのは知ってるけどすごく気持ちいい。メインギターより抜けている。廉価版とは言え、さすがアーティストモデル。コンセプチュアルだ。
なんともいまさらなことばかり。
恥ずかしい限りだ。自分にはぜひ、反省していただきたい。
でも、理解とともに奥に進めるのは楽しい。もっと触ろう。
フレットの減りについて楽器屋へ相談に行く
楽器屋へいってきました。
結論としては預けてすり合わせをしてもらうことに。
以下、見たこと聞いたことのまとめ。
- 減りと言うより、やはり音への影響で判断するみたい。自分はもう減った状態に慣れてていまいちわからなかった。第三者目線は大事。
- 目視→チューニング→弾いてさわってチェック→みたいな流れで、結果「やや詰まる」?と言っていた気がするがうろ覚え。
- すり合わせは一万くらい。やはり打ち直しはもっと工賃が高い。それとオレのギターは「減り具合から次は打ち直しがいいだろう」とのこと。
- 俺のギターだとバインディングはあるけど別にフレットの乗り方?が金かかるものではないそうで、打ち直しでも特殊な追加料金はないとのこと。
- 明確な買い替え推奨コメントはされなかったけど、元値に届く、もしくは超える改造費用をかけてたり、愛着があるときは直したらいいと。ただ、高額なので次の打ち直しの機会に買い替えも考えたほうがいいというようなコメントをもらいました。もちろん、オレのギターが無印ibanez Sシリーズだというのもあるとは思うが。
- ちなみにすり合わせを直すとフレットは低くなる=感触がかわる(たぶん弾きづらくなる)ようです。スキャロップ加工の反対だもんね。納得。
- だいたい10日間くらいで作業は終わる。
だいたいこんなかんじだったかな。
いい音になって帰ってくることを祈る。