シバイヌ・エックス

ドラム、ギター、歌、文鳥、ベルギービール、柴犬、映画、ゲーム

自分にあうギター、いいギターの探し方を模索する

ひさしぶりですがぐだぐだと長いです。

 

フレット交換の話でギターの買い替えを意識してしまい、何が好みなのかもっと知ろうと思った。好きなモノなのに所詮は消耗品とか寂しい。だが、知らなければ先に進むことはできないだろう。で、調べた。
「ギターってだいたいこんな構成だよね?」というかんじでいくつか書き出したり試し引きしてきたりしてみた。もちろん偏見込みで俺の感覚の記事です。

 

あうギターとは?

よく言われるのは外見だろう。

外見に納得がいっているとある程度音が合わなくても最初は付き合っていける。自分好みにする改造をしたり、エフェクター/アンプを研究したり。

そして、次に好みの音に近い、外見も折り合いがつくものを選ぶのだろう。
俺もIbanezのSシリーズだけで決めてたので似たようなものだ。

 

音色は何で決まるのだろう

では、音色はなにで決まるんだろう?
やはり木であると思う。構成してる割合多いしね。

そこで自分の知ってるギターのメジャーな木材構成を調べた。


レスポール - Les Paul
ボディ:マホガニーバック メイプルトップ
ネック:マホガニーバック ローズウッド指板
ピックアップ:バーストバッカー、p90などのハムバッカーx2
フレット:22
勝手な音のイメージ:ゴージャス。

 

ストラトキャスター - StratCaster
ボディ:アルダー
ネック:メイプルバック、ローズウッド やメイプル指板
ピックアップ:フェンダーオリジナルのシングルコイルx3
フレット:だいたいが21 (22のもある)
勝手な音のイメージ:カラッと明るい。

 

テレキャスター - Telecaster
ボディ:アッシュ、アルダー
ネック:メイプル
ピックアップ:フェンダーオリジナルのシングルコイルx2
フレット:ほぼ21 (Fender USAのハイグレードは22もあるみたい)
勝手な音のイメージ:キンキンだが音色変化に富む。

  *ストラトとは作りがかなり違う。
   サドルが3つだったり、ピックアップもつけ方が違う。


▼lbanez - アイバニーズ
ボディ:マホガニーバック メイプルトップ
ネック:メイプルバック ローズウッド指板
ピックアップ:Ibanezオリジナルのディマジオ風 鼻づまり系でHSH配列
フレット:24
勝手な音のイメージ:中音域。やや暗めのトーンで鼻づまり感あり。

▼Schecter - シェクター
ボディ:アッシュ/アルダーバック メイプルトップ
ネック:メイプルバック ローズウッド指板
ピックアップ:シェクターオリジナルでHSH配列
フレット:22/24
勝手な音のイメージ:中高音。鼻詰まり感はすこしあるけど明るめ。

 

▼G&L -ジーアンドエル
ボディ:アッシュ、アルダー
ネック:メイプル ローズウッド
ピックアップ:G&Lオリジナル・セイモアダンカン。ほぼFenderと同じ感じ。
フレット:22
勝手な音のイメージ:Fenderよりパワフル。

 

ibanez s770fm ←俺のメインギター
ボディ:マホガニーバック、メイプルトップ
ネック:メイプルバック ローズウッド指板
ピックアップ:Ibanezオリジナル(→DiMarzioに変更済み)
フレット:24

こうしてみると形が違うだけでオレのギターはレスポールよりなのだなぁと思う。もちろん形も部品も違うので別物だが、ibanezのSシリーズはこういう方向性なのかと思う。


ここまでみてみると・・・自分の好みのギタリストが使ってるものと木の種類から予測するに、自分はIbanez・Schecter・Telecasterあたりが好みなんだろうなと思う。あとは触ってみたときの太響きとか感触によるのだろうと思う。買う前には触らなきゃね。最終的には自分の好みなんだから。

 

いいギターとは?

これはぜんぜんわからない。こうなれば弾くか聴くかしかない。

そこで、何本かお店で試し弾きをしてきた。

小心者なのでみんな違うお店で違うセッティングなので直観的な感想です。お店は荒らしてません・・・俺、個人の感想ですが書いておきます。


▼G&L Tribute ASAT
7万くらいのものを触ってきた。StratCasterよりTeleCasterのほうが好きで選んでみた。フロントはP90みたいなかたちのピックアップのやつがあった。本当は全部シングルコイルのがよかったんだけどね。ボディーがマホガニーだったからかどうも中音域によっている音だった。ボリュームとトーンポットもなんだかレンジが狭く、Max→Minの可変幅が少なすぎた。22フレットのTelecasterみたいなかんじだといいなーと期待してたんだけど、いまいち。店員さんも「やっぱTelecasterはアッシュかアルダーでしょ」と。そのあと、店員さんに勧められて、Fender USAのTelecasterを触る。

Fender USA Telecaster
20万くらいのものがきた。これはすごかった。
ワンストローク目から思い通りのサウンド。音量・トーンも可変幅に納得がいくし、リア→フロントに変えたときのやわらか→ギンギン→バキバキの音色変化には脱帽。そして左手のタッチで明らかに音が変わる。値段が段違いとはいえ、ここまでキャラクターが明確だと驚愕。明らかにうまくなったと勘違いさせてくれる。ちょっと前まで安いTeleCasterを買って改造して遊ぼうかと思ってたけど、もう無理だ。あきらかに満足できない体になった。そしてこれだ。これがいい音がするギターだ。

ドラムもあるんだよね。いい音がするやつが。
値段できまるメーカもあるけどこういう「どこかにきちんとまとまった芯のある音」、きっとこのかんじだと思った。

Ibanez SV Prestige
20万くらいの中古品を弾いてきた。これも握った感触からして作りの違いを感じた。20万のTelecasterとまた違う感動があった。音は色気より現代的なパワー感。中音域が心地よく、ハードロック・メタルにはこっちだなと思う。俺のメインギターは中音域よりだけど、どうもスカスカした印象があるのだ。だが、このギターは2倍の価格差があるだけあって、余計な分散をしてない集中した中音域という感じだった。アッセンブリーの動きも効きもいいし、塗装も手触りもいい。いい音のかんじもあった。これもすべてで格がちがった。上位モデルおそるべし。中古でも買うならPrestige。長く使えそうだ。

 

▼Schecter  SD-Ⅱ-24

12万くらいのものだっただろうか。弾いた感じはイメージ通り。もしかしたらibanezより弾きやすいかも。ネックは丸目だけどハイフレットはすごくなめらか。スイッチ類のしっかりさもよいし、ハムバッキングをコイルタップできるのもいい。さらにハイパスフィルター設定もできた。なんでもできて無難と感じるほど。20万のときのTeleCasterほどの感動や音のクオリティを感じない。


そこで、店員さんにそれを伝えてみた。

そしたら俺が弾いたものはアルダーバック。いまのSD-Ⅱ系の構成。ひとつ前のラインナップだとバスウッドでよりカラッとする。ただし音圧感は減ると。

 

なんと。

俺がいま興味あるやつはきっとそれだよ。ibanez風の鼻づまり中音域じゃなさそうな楽器が触ってみたいのだ。

一本あるということですぐ持ってきてくれた。

 

触ってみた結果・・・良い抜け感だった。この軽さがいま欲しい!というかんじ。
あのTelecasterのいい音な感じには勝っていないが、これがかなりいま欲しい音に近いと思った。

気にいったのでさらに聞いてみたのだが、SD-Ⅱ-24-BW (←バスウッドはこういう型番みたい)は、もう生産していないのだそうだ。いまはAlderになっていて他にバスウッドを使用しているメーカーはSuhrとかハイエンドメーカになるみたい。手に入れるのであれば中古なのだ。

あと、Schecterでもっと「いい音」に近づくならばDXやExceedになると思うけどやはり20万くらいになる。

ibanezもこんなかんじだよね。

 

まとめ

  • 木材から絞った結果のIbanez・Schecter・Telecasterがだいたい当たりだった気がする。
  • 価格帯とibanezと被らないキャラを求めるならSchecter(バスウッド)というのが自分のいまの解答。

 

ほかにAshのギターは触ってないし、ギターはほかにもある。
まだまだだけどすこし前進はできたかなと。

中古のSchecter(バスウッド)SD2かDXあたりで探してみようかな。
状態ちょいわる激安という都合のいいものはどこかにないだろうか…