Gouden Carolus Christmas
ビールの記録です。
今日はグーデンカロルス クリスマスです。
*泡おおすぎ
これはベルギーのクリスマスビールです。
なぜ、時季外れに飲むのか。
それは自分にとって特別なビールだからです。
呑めずに晩冬までおいてしまい、いつもクリスマスを過ぎる。
今日はついに開けた。
しかし、このビールはともすればダウナーに捉えられるのでは?と思う。
味は複雑だが大人の様相があるのだ。
だが、飲めばやはりテンションを底上げしてくれるのは請け合い。
最高の一品である。
自分としてはこのビールは、ベルギーの冬ビールに多くみられる重く複雑な味・香りを持つが、それといって黒いビールではない、重厚さがある、などがポイントだと思える。
飲む前の香りはオレンジピールがわかる。焦げた麦の香りも相まって一筋縄で行かないことを飲み手に伝える。飲めば、クランベリーのような味・香りが入り混じって後味を複雑に演出するすごいビールだ。冬限定なのがまた憎い。
ちなみに甘みもあるはず…だが苦味・重みになれている人にはわからないだろう。これほど複雑な味の重ね方はなかなかないと思われる。
あぁ、冬が終わる。
このビールはどんな設計思想なんだろう。夢のような味だ。