ハムバッカーをスイッチでシングルコイル化する配線
最近の記事はほぼゴールデンウィーク中にやったこと。
もっと次々と改造や練習をしたいけど所詮は趣味である。
なかなかそうもいかない。
さて、今回は機能の変更をやりました。
前に自分のibanez S770fmにはキルスイッチをつけていた。これの配線を変えて、ハムバッカーをシングル化するスイッチへの変更に挑戦した。
記事はあくまでもオレの場合です。ご参考まで。
理由/経緯
- 意外とキルスイッチは手でやるのが面倒だった。←実装目的は演奏ギミックでなく本当に「消音」だった。
- 付け替えたのがキレのいいポットスイッチだったからか、スイッチを切り替えたときに「カーン」って音が鳴り、これをピックアップが拾うのだった(笑 スイッチはオフ状態 = 静かなとこから鳴らすためなかなか命取りかと。
- いまは足元に自作のABスイッチを置いてこちらでやることにした・・・ポット裏のスイッチがカーン言わないように改造する手段はとらなかった。
- なので、せっかくだから別のことをしたくなった。ならば、Shcecterを真似してハムバッカーのシングル化に挑戦だ!と勝手な意気込みがでた。
準備
まず、だいたいの工程をたてた。ちなみに今回はほぼ勘でやってできた。キルスイッチで勉強した応用だしね。進歩したもんだ。
- s770fmのキルスイッチを回路を元に戻す
*だいたいキルスイッチはこんなレイアウトだったはず。ジャックにいくところをスイッチで切り替えてやる。あ、本当はもう一本アースが必要です…書き忘れてる…ノイズあるかもだけどこれでも一応は動作するはず。
- 出力テスト
- s770fmのハムバッカーの結線をばらす
- dpdtに配線してハンダづけ
*強引なイメージですがたしかこんなかんじだった。緑のように鳴らす方を真ん中につなぐこと。
この図はリアですがフロントは鏡写しにしてつける。それとアースはポット裏とかに適宜とること。ここでは省略してます。
- テスト
- もう一方もやる。
仕様
できあがりのレイアウトとしては下記。
こうしてみるとなんだか簡単なことに見えてくるのが不思議。
とりあえずやるのは、前述のとおりハムバッカーの間の線をみつけて、それをdpdtスイッチに合わせることだ。これをフロントとリアでやる。
本当はハムバッカーのどちらからでてる線かをしっかりみたり、テストしたほうがいいんだろうけど、めんどくさくなったので俺は省いてしまいました。ちゃんとやりたい人はやったほうがいい。
作業
相変わらず写真を撮るなんて余裕はゼロ。小さいことがやはりたいへんだった。DPDTスイッチ裏はお見せできないくらい雑に密集してる。うまくなりたい・・・
結果
なんかおもったよりもパワーがなかった!びっくり。ぜんぜん足りなくてやった意味がないかんじがするくらい。なんならスイッチプルですべてのピックアップがなるくらいの改造したほうがインパクトがあるかもね。
これにくらべると、デフォルトのハーフトーンってすごくシングルコイルっぽさがあるんだとわかった。すごくいいものだ。実にシングルの余韻がある。やっぱりデフォルトの設計には意味があるんだなぁと感動。
自分でやりたい音を探していくのは楽しいねぇ。