Lindemans Kriek / Lindemans Framboise
ベルギービールです。
外ではたまに飲むんですが、買って飲むことはほとんどない。コロナ自粛を機会にゆっくり飲もうかなと(笑
Lindemans Kriek
サクランボのビールですな。オランダ語でクリークがサクランボだそうです。ベリー系とはまた違う酸っぱさがあり、寝かしてるくせにフレッシュ感があるか不思議なもの。これはサクランボジュースがあるからだろう。麦芽使用率は25%だ。ホップもはいってるけどすくないのかな?苦味はほぼ感じない。けっこう甘くて、これは糖類があるからですな。細かな泡まで赤い。気分が上がる。
アルコールは3.5%ですが、なかなか強く感じるのはサクランボジュースが濃い目だからだろう。もとから相当に美味しいジュースを使ってると思われる。
対抗馬なんだろうか、liefmansというメーカーのクリークもある。そこは氷を入れるリーフマンス オン ザ ロックというのがある。ビールに氷?といわれるがこれがうまいんだ。氷は緩やかに溶けるので味に濃淡がでてこれがいいのだ。清涼感が増えるから夏には特にうまく感じる。リンデマンスでもできるだろうねぇ。聖杯型じゃなくてゴブレット型で飲みたいですね。
大概の人はこのあたりのベルギービールは驚きます。これがビールかと。そして、このあたりのビールはビールが駄目な人や、サワーとかしか飲めない人にも面白いお酒として進められます。アルコール分の強さや苦味だけがビールではないのだなと。もっと知られてほしいねぇ。
あと、これは原酒なんだよね、たぶん。混ぜて発酵させてるから。ビールとサクランボジュースをプレンドしてるのとはちょっと違う。(実は混ぜてて後で寝かしてりしてね。調べてない。)カクテルじゃなくてもフルーツ感のあるお酒はあるし世界は広い。おいしい。
Lindemans Framboise
フランボワーズはフランス語だそうで。ラズベリー、木苺のことだそうです。
もうね、クリークで書きすぎた。手っ取り早く言えばクリークのラズベリー版。外れやしない品質とうまさ。ただ、こちらの方が木苺のせいか重めで酸っぱく感じます。ワインに近づいてるし、ラズベリー好きな人や、やや玄人むけかなと。
香りがラズベリーのえぐ味というか濃さを感じるのが大きな特徴でしょうか。…と思ったら、香料が入ってる。調整されてるかも。でも味わえます。
これで2.5%か。信じられない味の濃密さ。これもうまい木苺ジュースを使ってるでしょう。ベルギーの木苺ってどんなものなんでしょうねぇ。
あと、こちらの方がクリークと比べて紫です。クリークは赤い。自分の写真のとり方が悪いです。
しかし、木苺で酒を作ろうとした人はすごいよね。甘いしフルーツ感があるんだけど、実はすごくワイルドな風味があると思ってます。野にあるものでこんなに美味いんだぜ?的な。日本で勝手にやると違法なんだけど自分でも醸してみたいですなぁ。